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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第40章 約束は




そして火神は「理屈なんて後でいいからとにかく動けよ。それをお前はウジウジウジウジ…」とまたツッコんだが、それに日向が「火神お前…日本のバスケに早トチリで失望して勝手にやさぐれてた奴がよく言うな」と突っ込んだ

加えて「それに氷室がらみのお前もけっこーウジウジしてたからな」と言い、火神は
「うっ…それは…その…スミマセンでした俺の落ち度です!!」と頭を下げた



黒子
「…そうですね、火神くんの言う通りです。僕は何もできなかった、結果荻原くんを深く傷つけてしまった。僕のせいで彼はバスケをやめたも同然です」


火神
「だからウジウジすんなっつってんだろーが」



彼はそう言って黒子の頭にチョップを食らわせ、黒子は痛そうに「あいたっ」と言った



火神
「形見のリスバンもらったのになんでそーなんだ」


黒子
「死んでません。悪いのは僕です、だから責められてもしょうがないと」


火神
「んなことシゲって奴が思ってるわけねーだろ。お前がただ許されたくないと思い込んでるだけだろ
そんでどーすんだよ?「僕は本当はこんな悪い人間です。それでも仲間としてうけいれてくれますか?」とでも言うつもりかよ

もしそうならマジでぶん殴るぞテメー、とっくに仲間だろーが。お前はそう思ってなかったのかよ!?」



その言葉を聞いて黒子は目を見開いて、他の誠凛のメンバーは満足そうに笑った



日向
「そうだな…よく言った火神…ただな、さっきからお前ばっか喋ってんじゃねーか!」


火神
「なんで!?」


日向
「黒子もちょっと来い!!お前もヤキ入れてやる!」


黒子
「え!?」


日向
「つか長いわ話!!夜が明けるかと思ったわ!!コガちょっとおさえとけ!!」



先程火神は日向にチョップを入れられてタンコブができており、それを降旗達が心配そうに見ていた
またその近くで黒子は小金井に押さえつけられて日向からの体裁を受けていた。困っているようだったが彼は照れくさそうに笑っていた

その様子を相田は興味なさそうにしていたが、名前は彼の笑顔を見て自身も笑っていた






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