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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第40章 約束は






夏休み明け、彼らは帝光中学校バスケ部を引退した。廊下を歩いている黄瀬の左耳には今までなかったピアスがついており、彼と青峰は黒子について話していた



黄瀬
「今日も休みらしいっスよ」


青峰
「あ?」


黄瀬
「黒子っちっスよ、ほとんど学校来てないみたいって。引退の日も結局顔出さなかったし、大丈夫っスかね?」


青峰
「まあ卒業はできんだろ、今までほぼ皆勤だったらしーし」


黄瀬
「そーゆー問題じゃないっスよ!桃っちが何度か家行ったらしいけど全然出てくれないみたいだし…」



その発言に青峰が黙り込むと教室から男性だ出てきて、その後に緑間が出てきた
彼に黄瀬が話しかけ「スカウトっスか?」と問うと彼は「ああ…秀徳高校の監督だそうだ」と言って彼は秀徳を良い学校だと褒めていた

一方赤司と紫原は教室の窓側の席に前後になって座り、彼らと同じ内容を話していた



紫原
「黄瀬ちんと峰ちんも来てるらしーねー、色んなトコからスカウト
昨日とか俺秋田から来たんだけど~ないわー…あーでも監督は美人だったかも~」


赤司
「僕も来ているよ」


紫原
「なんかーフツーにこのままみんなバラけそうだねー、いーのー?」


赤司
「?」



紫原
「だってー単純に勝ちたいんならみんな同じトコ行くのが1番じゃん、つまんないだろーけど」


赤司
「いいも何も進学先は自由だろう。それに…こうなると思っていたよ、自覚してないかもしれないがいたって必然だ。敦自身も今口にしただろう」


紫原
「?」


赤司
「そして、テツヤもそうなるだろうね」






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