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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第38章 初めての全中




「合気道…!?」


桃井
「あの2人は小学6年生まで合気道をやっていて、天才兄弟として有名で大会でも優勝しています
合気道は相手の呼吸に合わせ力の向きをかえいなす武術、ファウルをもらう時のあの間合いとタイミングの上手さはそれによるものだと思います」


白金
「フム…」


「てか前半と休憩の間に調べたのか?」


「どんな情報収集力だよ…」


白金
「中学生にしては妙に当たるのが上手いと思ったが、そうか…合気道か…」



監督が悩んでいるのを見た真田は「どうします?前半同様パスやピック&ロールで1対1を避けて…」と提案すると白金は「いや、おかげで確信が持てた。逆だ、1対1でいけ」と言って選手達を驚かせた



白金
「ただしフェイクを最低3回以上入れること、小学6年までならバスケを始めたのは中学からの中級者だ
合気道が呼吸を合わせることに長けているならバスケットはそれを外してナンボの競技だ

入念にすりつぶせ。何より、やられっぱなしはシャクだろう?」



その言葉通り青峰は1対1で多くフェイクを入れながらドリブルをした。そして右と読んだのを見た瞬間に彼は左に動いてから切り返し、アンクルブレイクを決めた



青峰
「ハズレだ。けっこうイイ線いってたが、相手が悪かったな
いや…お前じゃ相手にもなってねーか、俺に勝てんのは、俺だけだ」



そう言った青峰はボールを投げ、シュートを決めた。焦っている彼らのパスを赤司はカットし、青峰と黒子のパスを使ったせいか第3Q終了時点差は14点差になっていた

だが相手の双子は「呼吸は掴めてきた…次こそトドメをさしてやる…!!」と意気込んでいたが、青峰は黄瀬と交代していた

その事に敵の監督は「せめてエースを退場させられればチームに精神的ダメージを与えられるものを…なんつーやらしいタイミングで交代するんじゃい!」と悔しそうにしており、それに白金は「退場するまで出しとくわけないじゃん」と言っていた



赤司
「さあ、最後まで油断せずいこう」


紫原
「はーやっとあと8分で、お菓子食べれる」


緑間
「油断するなと言っているだろう」



それでも帝光は負けず、第4Q終了時93対46でダブルスコアで全中二連覇を達成させた





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