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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第38章 初めての全中




赤司
「(なんだ…?特別速いわけではないが間合いのとり方が妙に上手いな…)」


虹村
「ファウルをもらうのも技術の1つだ。とは言え…それにここまで特化した選手は始めて見たぜ
あの双子…下手な一流よりやっかいだぜ」



帝光は1度黄瀬をベンチに下げる。だが必要以上に慎重なプレイを強いられる帝光はペースを落とす

加えてフラストレーションとプレッシャーによる疲労、ロースコアの試合展開から今大会初めて帝光が追いかける形になった

そして前半終了時帝光は5点差で追いかけることになった。さらに、青峰はファウルを4つとってしまった



緑間
「(慎重にファウルをさけてきたが青峰だけ…なげやり精神状態がもろにハマってしまった)」


赤司
「…」


白金
「真田…選手と先に控え室に戻っていろ、あとは任せる
青峰、少しここに残れ少し話そう」


青峰
「…!?」



監督の指示により2人を置いて控え室に向かうと黒子の姿がないことに気がついた虹村は黄瀬に「黒子はどうした?」と問いかけた

すると黄瀬は「ちょっと風に当たりたいって…」と彼が言っていた通り説明した


赤司
「2分したら呼びにいけ。この試合青峰もだが、黒子の力も必要になる」



彼の話を聞きながら緑間は赤司が昨年の夏に言っていた「奇襲の類への対応が遅れる時がある。ほしいのは変化…たとえば試合の流れを変えたい時重宝すつ6人目」との言葉を思い出していた






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