第6章 海常vs桐皇

小金井
「…ふへー！！喉渇いた！」


日向
「何だよコガいきなり」


小金井
「だって何か緊張感すげーしさー、俺らすげー奴とやってたんだなー見てーな」


相田
「にしても会場のこと熱気…確かに飲み物欲しいわね」


黒子
「…何か買ってきましょうか？」


「じゃ俺ポカリ！」


「俺も」


「え」


「コーラー」


「なっちゃんレモンね！」


「ビール！」


「誰だいつも酒買うバカは！やめろ！
てかもう１年全員買い出し！」




同時刻、海常高校控え室


笠松
「９点差か…最後のが決まったのはイタかったな」


早川
「あぁあクソォォォ、オ（レ）が最後（リ）バウンドとって（り）ゃあ～…！！」


森山
「入っちまったもんにリバウンドカンケーないだろ。バカ…」


笠松
「黄瀬…あとどんくらいかかる？」


黄瀬
「…早くて第３Ｑ後半…ヘタしたら第４Ｑまでかかるかもしんないッス

ちょっと表出てきていいスか？」


笠松
「…ああ、すぐもどれよ」


小堀
「つまり第３Ｑまるまる、ほぼ黄瀬抜きでしのぐってことか…」


笠松
「（できるか桐皇相手に…いや、絶対やる！
…だから頼むぜ黄瀬！）」




同時刻、桐皇学園高校控え室


桐皇
「青峰の模倣…！？」


桃井
「はい…ただし技１つではなくスタイルごとの模倣
かつ昔と今のイメージ修正…万一できたとしても恐らくもうしばらくかかります」


今吉
「（なるほどそーゆーことかい…どうりで大人しいわけや）」


桜井
「そんな…」


若松
「監督…！！
そんなん知ってコイツ出しとくことねーっすよ！
一度引っ込めて…」


青峰
「…オイオイ！寝言言ってんなよ
わざわざ戦力ダウンしてやってどーすんだ。このまま行くに決まってんだろ」


若松
「んだと青峰テメー…！」


青峰
「俺の模倣？できるわけねぇだろ
仮に100万歩譲ってできたとしても、結果は変わんねーんだよ

俺に勝てんのは、俺だけだ」