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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第38章 初めての全中




全国中学校バスケットボール大会、通称「全中」毎年8月に行われ高校のI.Hに相当する中学最高のタイトルである
9ブロックに分けられた地域予選を勝ち上がった23校+開催都道府県1校の計24校が出場する。大会日程は開会式を除くと3日間

形式はまず3校で1グループとし8グループをつくり予選リーグを行い、各上位2校が決勝トーナメント進出。その決勝トーナメントを最後まで勝ち進んだ1校が優勝となる

そしてそれらを消化するためには1日2試合をこなさなければならない。3日間で6試合、その過酷な戦いを最後まで生き残った1校のみが、中学最強を名乗ることが許される



「それではこれより、全国中学校バスケットボール大会を開催します」



そのアナウンスで全中は始まったが、さきほどの説明の通り本日は試合がない。しかし紫原は「はー、おなかへったー早くおやつ食べたいー」と言って、緑間はそれに「まだ開会式がおわっただけなのだよ」と突っ込んでいた

そこにドドッとインタビューをしようと人がやってきて、黄瀬は「え?」と声を出した




「インタビューよろしいですか?今年のチームの仕上がりは…」


「連覇に向けて一言お願いします」


黄瀬
「わわっ俺らもッスか?」


青峰
「まいったなー…動けねー…つか赤司すげーな。動じないどころか、すべて模範解答で慣れたもんだ」



ちなみに去年虹村は結構テンパったらしく、そのことに対して「うっせ」と言っていた



桃井
「うわー今年は特にすごいね」


黒子
「そうなんですか?」


桃井
「テツくんも気を付けてね!」


桃井がそう言った瞬間に「君がうわさの美人マネージャーだね!?ちょっと話を…」と彼女はきゃーとインタビューから逃げ始めた

幻の6人目なのにインタビューがこない事に黒子が「……」となんとも言えない表情をしていると「黒子!」と誰かが彼のことを呼んだ








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