• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第38章 初めての全中




荻原の学校である明洸中バスケ部は夏休みであるのにとても気合を入れて練習をしていた。中でも荻原は休憩と言われているのに「よっしゃ!もういっちょいきましょう!!」と気合をとても入れていた

だが彼は先輩に「水分とれよ」と言われてスクイズで飲み物を飲んでいた



「いつにも増してハリキってんなーシゲ」


荻原
「んあ…?トーゼンっすよ!!」


「おうポカリたれてるポカリたれてる」


荻原
「あ、やべ。今度の全中で友達も出るんで燃えちゃって!」


「へーどこ?」


荻原
「帝光っす!」


「…え?マジで!?すげーなおい…」


荻原
「そーなんすよすげー奴なんすよあいつは!
(きっと今頃お前も練習してんだろーな、早く会いてーな…!!)」



その頃黒子は帝光中1軍用の体育館で練習中に寝ており、「うおおい!寝んな黒子ォ!!!」と虹村に怒られていた

黒子は「すみません…すぐに起きます……」と言っているものの起き上がる気配がなく、青峰は「言ってるけどピクリともできてない!!」と的確な言葉をいった



黄瀬
「大丈夫ッスか、黒子っち」


赤司
「手を貸すな」


黄瀬
「!」


赤司
「全中は1日2試合が連日続く。この程度、ついてきてくれなければ困るよ」


黒子
「はい…!」


「よーし次、4対4いくぞ!」


青峰
「っしゃあ!!」


桃井
「(青峰くん…最近ずっと元気なかったけど…下に戻ったみたい。きっとテツくんが助けてくれたんだね…もうすぐ全中本番…2人共がんばってね!)」



そう笑う桃井の近くにいる白金に真田が雑誌の取材が来ている事を報告し、白金はすぐに行くと向かった



白金
「今年は特に多いな」


真田
「それだけの結果を出してきていますから、それに他の新聞・TVの取材やインタビュー。一般の方から学校に問い合わせの電話まできています
過去最強とも呼べる今年は、周囲の注目度も過去最大と言ってもいいでしょう」


白金
「…そうか、そういう意味では懸念材料もありそうだ。気をつけておこう」





/ 739ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp