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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第37章 小さな変化




黄瀬の1軍加入から数日後、黄瀬がシュートを決めようとした所に灰崎がブロックに跳び、ボールを弾き飛ばした

着地に失敗し膝をついた黄瀬が悔しそうにしていると灰崎が「相変わらず弱ーなァ、リョータ君よォ」と彼に挑発しているようだった



黄瀬
「ああ?」


灰崎
「なんかオレ間違ったこと言ったかよ。文句あんならせめて1回くらいオレに勝ってから言えよ」


黄瀬
「このっ…」



そう言ってキレた黄瀬は灰崎の事を殴ろうとしたのか手を出し始め、周りにいた人は彼らの喧嘩を止めようと「うわー、やめら2人共!」「2年止めるの手伝えー」と呼びかけていた



紫原
「相変わらず仲悪いねーあの2人」


紫原
「1対1以降1段となのだよまったく…早く来い」


青峰
「仲悪いだけならまだしも、毎回モメんなよったく」



緑間に続いて紫原、そして青峰が喧嘩を止めようと彼らに走り出し、黒子も少し焦りを見せいていた。そんな彼らの様子を赤司はジッと見ていた

その後練習が終わった後に黄瀬へと緑間は「2軍の試合に黄瀬と黒子が着いていくように」と赤司からの伝言を言った

すると黄瀬は黒子の事を指さしながら「2軍の試合に同伴!?このちんちくりんとっスか!?なんでっスか!?」と反論しており、その後ろで紫原が「ちんちくりんだって~」と彼の頭を撫でており、黒子はそれを「やめてください」と拒否していた



緑間
「保険なのだよ。2軍3軍の試合でも1軍選手を数人入れるのがウチの伝統だ。覚えておけ、帝光の唯一絶対の理念、それは勝つことだ
負けは論外、内容うんぬんの話はまず勝ってからだ。あと桃井、今回の帯同マネージャーはお前だそうだ」


桃井
「あ、はーい(そっかー…てことは…)」


黒子
「よろしくお願いします桃井さん」


桃井
「わぁっっ!!
(この人のプレイが見れるかもしれないってことよね?…けど同伴黄瀬くんはともかくもう1人はこの子でホントに大丈夫!?
みっちゃん達に聞いても「よくわかんなかったんだけど…」って言うし…)」



そんな彼らが心配したものの当日黒子はとても勝利に貢献し、翌日黄瀬の態度は大きく変わっていた






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