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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第37章 小さな変化




黄瀬
「青峰っち黒子っち!!帰りコンビニでアイスでも食ってかねーっスか?」


青峰
「変わり身はえーなオイ!昨日の今日で!?」


黄瀬
「何言ってんスかーソンケーする人にはケーイを忘れない男っスよ俺は!ねー黒子っち!」


黒子
「はあ」


青峰
「ま…まあ、よくわかんねーけどテツ認めたってんならいーんじゃねーの?」



彼の後ろには紫原が立っており、黄瀬は「あ、紫っちも行くっスか?」と彼を誘うと「えー…」と悩んでいたが「おごるっスよ!」と言って紫原を行く気にさせた

緑間も誘ってみたのだが彼は赤司と話があるからと断り、彼らが外に出るとたまたま桃井が彼らと出くわした



桃井
「あ」


青峰
「おうさつき」


黒子
「どうも」


桃井
「わあっ!もーいつもビックリさせないでよね
(けどこんな冴えない人が試合中あんな風に活躍するんだもんなーすごいギャップっていうか…あれ…なんかドキドキがおさまらない気が…
え、でも…まさかね、いくら試合中ちょっとかっこよかったからって…ないない!)」


青峰
「あ、さつき。このあとコンビニにみんなでアイス食べに行くんだけどお前もくるか?」


桃井
「行くっ!」



そう言っていた彼女はこの数十分後にころっと恋に落ちた
一方その頃赤司と緑間はまだ学校の廊下で黒子と黄瀬の2軍同伴の結果について「思った通りだった」と話していた

それについては赤司も「ああ」と簡単に賛同の返事をしていた



緑間
「まああそこまでアッサリ認めるとは、拍子抜けと言うか、逆に不安もあるが……」


赤司
「なんだ、緑間はまだ黒子のことを認めていないのか?」


緑間
「…フン。まさか、とっくに認めているのだよ。俺も紫原も、そして先輩達もな」

赤司
「ならいいじゃないか、黄瀬はそれが少し早かっただけだ。あれぐらいわかりやすくてもいい」


緑間
「だが…気になることがあるのだよ・今回の件でお前が言った言葉、2つ目はわかった
だが1つ目は…黄瀬のポジションはアイツとかぶっているのだよ」



その1つ目である内容がわかった赤司は「灰崎か、そう言えば今日も…」と話を進め、緑間から今日もサボりだと言うことを聞いた

だが彼に実力があることは認めており「腹立たしいが奴がスタメンで黄瀬がその控えになるのではないか?」と緑間は提案した





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