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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第37章 小さな変化




その後練習は終了の掛け声で終わらされ、選手達は「っつかれしたー!!」と挨拶をして片付けを始めた
黒子は本日から教育係のために「黄瀬くん、片付けなんですが用具室は…」と彼に説明をしようとすると、「うわっっ」と驚かれた


黄瀬
「いやちょっといいッスか、その前に、教育係違う人にしてほしいッス。チェンジ」


黒子
「え」


青峰
「言ったろ言うこと聞けって」



そう言いながら青峰はボールを黄瀬の頭に向かって投げ、「あいたっ」と黄瀬は声を漏らした



黄瀬
「いやっス!自分よりショボイ奴に物教わるとかマジでムリっスわ!」


青峰
「だからショボくねーんだってテツは!」


黄瀬
「じゃあ今日の練習中すげぇトコあったんスか!?」


青峰
「そりゃお前…ねぇな!!」



ギャーギャー騒いでいる彼らに緑間は「赤司…」と呆れた顔をしながら彼を呼び、赤司も「困ったね」と眉尻を少し下げていた


赤司
「口で説明してもあの調子ではまず納得しないだろうね」


緑間
「教育係を替えるか?」


赤司
「いや…いい。何か手を考えよう。それより主将は?」


緑間
「何かコーチに話があるそうなのだよ」


赤司
「…そうか」



その頃虹村はコーチの居る部屋のドアをノックし、「入れ」と指示されるままに入った。「話はなんだ」と聞かれた彼は少し黙り込んだが、何を言いたいかは決まっているようだった



虹村
「考えたんですがやはり、こうした方がいいと思いました。部にとっても、俺にとっても。赤司征十郎を主将にして下さい」


真田
「…なんだと?」



真田が本気なのか彼の顔を少々間をとり見ると、彼の発言は本気らしく、真剣な表情で虹村は真田を見ていた




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