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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第36章 15番のユニフォーム




その後帝光中1年の選手は中学生とは思えないほどの凄さを見せた。だが真田は彼らを「だがまだ1年…スタミナばかりはどうしようもないか」とかんだ得ていた

確かに彼らは前半より少々勢いがなくなっており、また、真田はもう1つの課題である黒子を虹村と交代させた

しかし紫原は黒子からのパスはとれず、紫原はイラついたのか彼の頭をガッ…と掴みんだ



紫原
「あのさ~何今の…ふざけてんの?」


黒子
「ふざけてません」


紫原
「ヒネリつぶすよ?」

黒子「ヒネリつぶさないでください」


緑間
「やめるのだよ紫原
(なるほどな…だいたいのスタイルはわかった…確かに面白いが、)」


青峰
「(成功させなきゃマジで足ひっぱるだけだぜ正直。頼むぜテツー、シャキっとしろよ)」


赤司
「落ち着いて、まわりをよく見るんだ
(ミスが多すぎる…緊張か、まだ型が完全に自分のものになってないか…その両方か、とにかくこのままではマズいな)」



赤司がそう考える中黒子は息を切らしながらも頑張っており、真田が彼を鋭い目で見ていた。結果は帝光が勝利したものの黒子のミスが目立つ試合であったことは間違いなかった

その後お昼休憩をとり試合となるためにお弁当を食べようとしていると、青峰はモザイクがかけられている弁当を前にしわっしわになって落ち込んでいた



紫原
「峰ちんー何ソレ?」


青峰
「弁当…さつきの」


紫原
「すげー、いいじゃん」


青峰
「いる?」


紫原
「グロいからいい~~」


青峰
「…コンビニ行ってくるわ」


緑間
「早くもどれよ」



コンビニへ行こうと立ち上がった青峰は落ち込んでいる黒子の後ろ姿を見て頭をワシャワシャと撫でながら「元気出せってテツ!まだもう1試合あんだ。次で挽回すりゃいーさ」と言って、黒子もそれに驚きながらも「そうですね…がんばります」と頑張る事を言った

そんな青峰がコンビニへ足を進めていると真田と虹村が何か話しており、青峰が好奇心で聞きに行くと真田が「次はない。さきほどの試合で十分わかった。黒子はダメだ、降格してもらう」と虹村に告げいていた








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