• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第36章 15番のユニフォーム




「うお…来たぞ…最強…帝光中学校…!!」



帝光中が入ってきたことに既に来ていた他校の生徒はざわつき始めた。そんな事を気にせず虹村は「連絡ついたか?関口という同学年の仲間と話していた

一方紫原は「やったことないトコもいくつかいるけど…たいしたことなさそーじゃね~~~~?」と言いながらお菓子を食べており、やはり緑間が「菓子を食うな紫原」と注意を入れた



赤司
「いや…だが油断はするな」


青峰
「つってもまあ…1年だけでも問題はなさそーだ!だからそんなキンチョーすんなってテツ」


青峰の隣を歩いている黒子はまるで錆びたロボットのようでギシッ…と歩いていおり、ギギギと首を回しながら「…え?今何か言いましたか?」と言った

彼に青峰は「キンチョーすんなって。ったく頼むぜ、1発勝負の昇格テストで合格したんだろ?」と聞くと黒子は「あれは開き直ってたと言うか…」と話を始めた



黒子
「3軍でも外と練習試合はありましたがいつも応援でしたし、それがいきなりユニフォームをもらいしかもベンチ入り、そもそも試合に出るのは人生はちゅで…」


青峰
「かむなよ。えっ!マジで!?初!?」


紫原
「ホントもー、足だけはひっぱんないでよねーハー…」


緑間
「…まったくなのだよ」



紫原と緑間が呆れたような素振りを見せると突如ピリリリリと携帯が鳴り始め、赤司は携帯を取り出し相手を確認すると虹村に「灰崎です」と報告をした

彼は赤司から「あ"あ"ん!?よこせ!!」と携帯を奪い通話ボタンを押し、「灰崎ぃ!!テメェいまドコだ!!」と質問をした

すると灰崎は「すみませーん風邪ひいちゃって…」と言ってはいたがゲームをしており、適当な芝居もうっていた

虹村は舌打ちしながら電話を切り、赤司に「寝坊して仮病だな、あとでシメとけ。今回は特別キツくな」と言い、赤司も素直に「はい」と返事をした






/ 739ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp