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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第36章 15番のユニフォーム




昇格発表の日、黒子は1軍昇格を言い渡された。1軍に上がることには全員がざわつき始めたがコーチの「異論は認めない」という言葉に彼らは黙った

そんなコーチに黒子が呼ばれ近づくと彼は「話は聞いている」と黒子を色々褒めてからから「頑張れよ」と言って笑った

黒子がコーチに返事をしていると当時まだ幼い桃井が黒子の事を呼びに第4体育館へとやってきた



桃井
「すみませーん、黒子くんっていますか?」


黒子
「あ、僕です」


桃井
「…へ?えっ…あ…ふぎゃあ!?今日から1軍に…え?ホントに?
(大ちゃんが言ってたのってコイツ~!?ウソでしょ?うすっ!カゲうすっ!私間違ってないよね!?)
きっ今日からから1軍合流です。第1体育館へ案内します…よね?」


黒子
「…?はい」



そう言った桃井は疑いながらも彼を第1体育館へと連れて行き、入った際に「失礼します黒子テツヤ君連れてきました」と言うと虹村が「おう、サンキュ」と彼女に礼を言った

興味本位なのか全員が黒子の方を向き、青峰は「おっ、ついに来たな!テツ!」と喜びを見せ、赤司は「やぁ…待っていたよ」と歓迎するような言葉を言ってから言葉を続けた



赤司
「ようこそ、帝光バスケ部1軍へ。そして肝に命じろ、今この瞬間からお前の使命はただ1つ、勝つことだ」



彼の言葉に黒子は少し緊張したような素振りを見せたが、紫原は対局のようなゆるさで「えー?ホントに来たのー?」と言った

緑間もやはり不満。という表情をしていると、そこに灰崎が遅刻してやって来て赤司が「遅刻だぞ灰崎」と注意すると灰崎は「へーへー次から気をつけますって」と言って前へ進み始めた

すると灰崎は黒子にぶつかってしまい、「あいてっ」と声を漏らした



黒子
「あ、すみません」


灰崎
「おわぁっっ誰だテメ!?」


黒子
「黒子テツヤです今日から1軍に来ました」


灰崎
「あ"あ"!?マジかよ!?こんなんが…」



彼が驚いているとストレッチから練習が始まった。だが黒子は途中「青峰君1軍の練習っていつもこんなキツイんですか?」と言って、青峰の「そうか?いつもこんなもんだろ」という返答の後

「はい…メニューは多いし、人数は少ないから回転も早くて…3軍の倍はキツ…」と言って吐いていた。彼には青峰が桃井を呼びなんとか対処したらしい








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