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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第36章 15番のユニフォーム




その後バスケ部に入る人は必ず受けなければならないというテストのため集められたバスケ部希望の人が集まっていた

人の多さを見た黒子は近くにいた同じ希望者に「あの…ここにいる人達全員バスケ部なんですか?」と質問をした。すると彼は黒子の存在に驚いてからその質問に肯定を示した

彼が言うところによると帝光男子バスケ部は名門で超強豪らしく、コーチらしき人物も「軽い気持ちで入った者は今すぐ他の部へ行くことを勧める」と言っていた



真田(コーチ)
「自己紹介の前にまず今から全員クラス分けテストを行う。体力テスト及び技術テスト、このテスト結果から1軍から3軍に振り分けることになる

公式戦に出れるのは1軍からだ。初心者及び今いない遅刻者は3軍に入ってもらう。また、このテストは今後も定期的に行う
2軍3軍になった者も諦めずに練習し上を目指すように、以上!」


「そもそも一年のこの最初のテストで一軍入った人なんていないらしーぜ…」


「まじで…!?よくて二軍ってこと?だったらこのテストまず目標は2軍入りってことか」


「がんばろーぜ」


黒子
「…」




その頃振り分けテストが行われている体育館の近くにいる後にキセキの世代と言われる彼黄瀬涼太は「おーなんか盛り上がってるっスねー何部だろ?」と言って少し耳を傾けた

彼は運動部に入ってみるか等言っていたが姉が勝手にモデル事務所に写真を送り電話が来たことを思い出して「どーすっかな――どーせやったらできちゃうからなーたぶんどれも…」とその場を去っていった

そしてなんだかんだで時間が経ちテスト結果が発表される時までになったまずは3軍から発表され始め、黒子は最後の最後に名前を呼ばれてしまった

その後2軍の発表もし終わりもう誰もいない。かと思いきや、今までになかった1軍の発表が始まった。もちろんその事には誰もがざわつき始めた



「8番 青峰大輝、11番 緑間真太郎、23番 紫原敦、29番 赤司征十郎」








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