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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第36章 15番のユニフォーム




桃井
「部活何にするか決めた?」


青峰
「あー?そんなわかりきったこと聞くなよ今さら、バスケに決まってんだろ。ここ相当強ーらしいし、楽しみだぜ」


桃井
「へーじゃーアタシマネージャーとかやろっかなー?試合の日なんならお弁当とか作ってあげよっか?」


青峰
「…いいわ、そんなことしたら俺試合でれねーじゃん」



彼の発言に桃井が「ちょっと!それどーゆーイミー?」と聞いてきて理由を答えようとすると彼はすれ違う際に肩と肩がぶつかってしまい、そのぶつかった相手が「…すみません」と謝った

青峰も彼に謝ろうと振り返ると、ぶつかった相手はいなかったように見えたのか「ま、いっか」と言ってまた足を進めた

そんな彼がぶつかった相手である当時中学1年生である黒子は小説を読みながら部活動勧誘の道を通っていた

本を読んでいる黒子に「あ!キミ本好きなの?文学部とかどうかな?」と声が掛けられたかと思えば彼の後ろに居た緑髪の青年に見える少年に声をかけていたようだった



緑間
「いいやこれは電話帳なのだよ」


「電話帳も立派なほ…え!?なんでキミ電話帳持ち歩いてるの!?」


緑間
「ラッキーアイテムなのだよ。おは朝の」


「え!?え…と…え!?ラッキー…?なのだよ?」



その頃バレー部の勧誘のところでは紫の背の大きな彼が、謎の女子集団がいる所には黄色いイケメンと言われる彼が注目を浴びていた

また学校のの近くでは高級車が止まり、赤い彼が車から降りていた。「本当にここでよろしいのですか?」と質問する使用人に彼は送迎はいらない事を言い、「学校くらい俺の自由にさせてくれ」と言った

一方黒子は先日約束の人物からもらった手紙を出し、読んでから「僕も、もちろんバスケ部です」と言って下を向いていた顔を上に上げた







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