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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第35章 完全無欠の模倣




しかし火神は緑間がなぜここにいることを疑問に思ったらしく、なぜここにいるのか聞いた。すると緑間は「物思いにふけっていただけなのだよ」と言った

彼の発言にまた疑問を持った火神は「なんだそりゃ?お前だって明日3決あんだろ?」とまた質問した



緑間
「かまわん…不本意だがすでに結果は見えている」


火神
「?」


緑間
「その後はついでだ、お前達の試合でも眺めていくとするのだよ」


火神
「はっ赤司の応援でもすんのかよ」


緑間
「するかバカめ」


火神
「あ″!?」


緑間
「その気はないしそもそも奴に応援など必要ない。…赤司は強いぞ」


火神
「わかってらー。お前ら「キセキの世代」とここまでやってきたんだ。今さらちょっとやそっとじゃ驚かねーよ。お前だってあと一歩だったじゃねーか、勝負はやってみなきゃわかんねーぜ」



そんな彼らのやり取りを見ていた2人の後ろか高尾が「よう!何してんのこんなトコで」と言って2人を驚かせていた

そんな彼らの視線の先にいる2人を見た高尾は「アレ?真ちゃんと一緒にいるの火神?ってかギャハッ、夏にもそーいやこんなことあったな」と言ってから少し黙った

そして「まーでも今日は笑って見てるノリじゃねーな、行くわ。明日頑張れよー」と手を振りながら緑間の所へ行った。彼の後ろ姿を見ながら黒子は「…はい」と返事をした



高尾
「おーい真ちゃんたのむぜ毎回!帰るぞー!!」


緑間
「…火神、1つ教えてやるのだよ。赤司征十郎は、2人いる」


火神
「…な!?何言ってんだ…!?いったいどーゆーこと…」


緑間
「あとはそこにいる黒子…もしくは名前に聞け、じゃあな、せいぜいがんばるのだよ」


火神
「…」


緑間
「あと、名前に悪かったと伝えてくれ」



そう言って去っていった緑間と同時に黒子は出ていき指輪のことをまず話題に出しただが火神はすぐに先ほどの緑間の話がどういうことか聞いた

だが黒子は「…あとで話します」と言って、火神が「オイッ!!ごまかすなよ!!」と言った

しかし彼の考えは違ったらしく「いえ…みんなの前で話したいんです」と言い、「隠してきたわけではありませんが…緑間くんの話も含めて、赤司くんと戦う前にすべて知っていてほしい。僕たちの過去を」と落ち着いた声で言った







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