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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第34章 海常VS誠凛




海常の気合が入ってる姿を見た観客は「おお…海常気合入ってるな」と感想を言っており、誠凛は彼らを見て真剣な表情をしていた



相田
「(それはウチだって負けてないわよ…けど)」



この時相田の心の底には何かがひっかかっていた。だがそれとはうらはらに試合は想定通りここから誠凛がリードしていくことになる。それは一見有利な展開のようだが、実は逆

追われる側のプレッシャーは追う側の比ではない。そして知る、その恐怖を

試合再開4分後、ペースは完全に誠凛のものとなっていた。その事に黄瀬は悔しそうにしていたが武内は彼をみて「落ち着け!」と言っていた

だが日向はここまできても森山の変則シュートには追いつくことができず、ブロックをするこができなかった。だが彼の放ったボールはリングに当たり外れるかと予想された。が、何とか入った



「あぶねー決まったー!!海常もなんとか追いすがるぞ!」


氷室
「…だがそれでも今の誠凛の流れは止められない」



ボールを受け取った日向は「おかえしだ!!」と3Pを投げる素振りを見せたが中に居た木吉へパスを回し、また彼も小堀をひきつけてから水戸部にパスを出し、点を決めた

そんな彼らを見ている氷室は「黄瀬抜きの海常が止めるには、今の誠凛にはタレントが揃いすぎている」と先ほどの話の続きを始めた



氷室
「高精度の3Pと精神的支柱、クラッチシューター主将日向順平
鷲の目による正確なパスと高速ドリブルもしとめる爪を持つ、司令塔伊月俊
並外れた大きな手による「後出しの権利」と片手リバウンド、「無冠の五将」の1人木吉鉄平

天賦の跳躍力を持つ未完の大器、火神大我
控えの選手も少ないながら質は高い。さらに、視線誘導を応用した技を駆使し神出鬼没、幻の6人目黒子テツヤも控えている

1人としてフリーにはできない。ましてや今のタイガは2人がかりでも止めることは至難だ。どうする海常…?」








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