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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第34章 海常VS誠凛




相田
「けど慎重なだけじゃだめよ。当たり前だけど最後はちゃんと決めるところまでいくこと!」


降旗
「決めるってっどうすれば…」


相田
「バカねー何言ってるのよっ仲間がいるでしょーが、エンリョせずガンガン頼ればいいのよ!」



その言葉を思い出しながら降旗は黒子にパスを出し、そこから木吉、日向へと回った。日向はそのまま3Pを撃ち、決まったことに降旗は少し感動していた

海常の反撃に降旗は先ほどとは比にならないほどの良いDFをしており、笠松は彼を見ながら「思いの外いいDFだぜ」と褒めていた

だが「まだ甘ぇ!!」と言われながら彼は抜かされてしまい、だがその先には黒子がいてボールはカットされかけたものの笠松は回転しそれをなんとか避けた

そのままシュートを撃ったものの彼のシュートはリングに当たってしまい、リバウンド勝負で木吉が勝利し誠凛ボールとなった



木吉
「ナイスDFだ降旗!緊張はほぐれてきたみたいだな」


笠松
「チッ」


森山
「ドンマイ笠松」



その後、日向がドリブルを中途半端な所で止めてしまったことを後悔していると、後ろから降旗が声を掛けた。その事に日向は笑みを浮かべて彼へとボールを回した

降旗は後も黒子が動きやすいようにとスクリーンをしたりとしており、見ていた氷室は感心していた



氷室
「12番の彼は目立たないがいい動きをしているな、うまくサポートして周りを動きやすくしてる」


氷室
「(オーソドックスなPGの伊月とは違う。さっきの攻めの時も感じたが…ミスをひろって危機をさける、とにかく「味方を助けるのがうまい」ってカンジだ)」



そんな風に褒められている降旗を見ている彼らの脳裏では前に3人で会話した内容を思い出していた








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