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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第33章 洛山VS秀徳




氷室
「見出した…?黒子の力を…?「眼」っていうのはつまり…人の隠れた才能を見出す力のようなものか…?」


紫原
「…んーん、まー赤ちんそーゆーのもすごいけど、試合でのはまた別。全てを無力にする。OFもDEも、そんなカンジの力だよ」



氷室が彼の言葉に目を見開いていると、紫原は「すぐにわかるよ」と言った。そこで後半が始まり、緑間は自分のマッチアップの相手を見て「…やはりな。そう来ると思ったのだよ」と彼を見た

そして彼も緑間を見ながら「来い。真太郎」と彼を見ており、高尾はインターバル中に緑間が予測していたことと、身長差(ミスマッチ)差ゆえに驚いていた



高尾
「緑間対赤司…!!」


「1対1!これは…」


氷室
「(いきなり勝負にきた…!!両チームエースの1対1…まず間違いなく勝った方に流れが傾く…!!」



観客も選手もみんな2人に集中していると緑間はいきなりシュートモーションに入った。それは完全に虚をついたと思われたが、赤司は彼が跳ぶ前にボールをカットしていた

その事には緑間も高尾も目を見開いて、氷室は「バカな、あのタイミングで…!?青峰くん並の高さと速さで届くならまだしも…跳ぶ前にカットするなんて、反応が速すぎる!!」と目を見開いていた

カットした赤司はそのまま攻め込んでいき、ヘルプに来た高尾前に1度止まった



紫原
「…速いんじゃないよ、視えてるだけ。赤ちんの目はどんなささいな動きも逃さず見透かす。呼吸・心拍・汗・筋肉の収縮相手の全ての動きを」


高尾
「抜かすかよ!」


赤司
「…抜く?そんな必要はない。キミがどくんだ」



高尾が反応した瞬間に赤司は切り返しをして、高尾が後ろ倒れかけているところに「逆らう者は何人たりとも、見下ろすことを許さない」と言い、倒れた瞬間に紫原が説明を始めた

「あの眼の前ではすべての動きは先を読まれる。あらゆる技は封殺され、どんな守りも立っていることすら許さない」と言い、「赤司征十郎には未来が視える」と付け足した

張本人の赤司は倒れてる高尾を前に「頭が高いぞ」といいながらシュートを撃った








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