第33章 洛山VS秀徳
桃井を呼び出した黒子は火神を連れてストバスコートへやってきていた
火神は「バッシュ探してくれんのはいいけどよ…つーかなんでお前がいんだよ青峰…!」と言い、対し「聞きてーのはコッチだっつんだよ」と返した。桃井はそんな彼が「バッシュいっぱい持ってるからくれるって!」と言っていて、青峰は聞いてないやふざけんな等言っていた
さらに桃井は火神と青峰の足のサイズが同じ事を出し、火神はなんで知ってんのか声をあげた
桃井が「はい!」と出した箱に入ったバッシュを見た青峰は「うおおい勝手に持ってくんな俺のジョーダンⅠ!!」と焦っていた
火神
「これは…俺が使ってるのと同じ…」
桃井
「ちょうど一足あったの。カラーリングは違うけど。かがみんて同じモデル使い続けるタイプなんでしょ?」
火神
「(情報網マジパネェ!!あとかがみん!?)」
バッシュを見て目を輝かせる火神を見た青峰は「…しょーがねェな」と溜め息を吐いてからボールを回しながら「1対1で俺に勝ったらやるよ」と言った
その事に火神は「なんでそうなんだよ!!」とツッこんだ後にこの後試合があることを出した。青峰は彼に3本勝負だと伝え、「いいからやれ、ついでだ。ちょっとレクチャーしてやる」とゴールへと歩き出した
火神はその事に疑問を抱きながらゴールへと歩き出した
青峰
「あ、ゾーンはなしな。つかれっから」
火神
「言われなくてもテメーみてーに入れねぇよ!」
そう言って彼らは1対1を始め、またそこに名前も合流した。彼女は「あたしの駅までの交通費返せ」と言いながらテツヤの頭をバッシバシ叩いていた
名前の姿を見た桃井は目の色がオレンジ色に変わった事に目を見開いたが、すぐに嬉しそうに笑った
桃井
「名字ちゃんだんだん中学の時の見た目に近づいてきたね」
名前
『なんかキセキの世代が思い出すと少しずつ外見が変わるみたいなんだよね…髪が短くなったのは征十郎のせいだけど』
黒子
「じゃあ赤司くんが思い出せば完全に戻るかもしれませんね」
名前
『あんな派手じゃなくていいわ』
桃井は彼女の話を聞きながら卒業式の後のことを思い出し、少し悲しそうな顔をしていたがすぐに笑顔に戻って話を始めた