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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第6章 海常vs桐皇




第3者side



場所は変わって海常高校控え室

そこでは選手達が軽い準備運動や、集中していた



早川
「あーヤッベー!!テンション上がってき、ッベー!!

や(り)ますよオ(レ)っ!!
練習の成果を今こそっっ、がんば(り)ますか(ら)っ!!
まじでオ(レ)っ!!」


笠松
「は!?なんて!?」


早川
「だか(ら)っ、がんば(り)ますオ(レ)っ!!」


笠松
「あつっくるしーし、早口だし、ラ行言えてねーし、何て言ってるかわかんねーよバカ」


早川
「すみません!でもオ(レ)っ…」


笠松
「オイ森山!
なんとかしてくれこのバカ」


森山
「西側3列目一番端…見たか?来てたぜ…超カワイイ子が…!!
俺今日あの娘のために戦う…!!」


笠松
「海常のために戦えバカヤロウ!!」


黄瀬
「センパイっ!」


笠松
「ああ!?」


黄瀬
「ファンの子からさっき差し入れもらったんスけど、食って大丈夫ッスかね!?
万一何か入ってたら…」


笠松
「食ってできれば死ね!!
どいつもこいつも…つーか集中させろ!!」



以上の会話文から分かるであろう。集中しようとしている主将こと、笠松のことを邪魔している

しかしその笠松のツッコミを超えるものが、その場に現れた



武内(海常監督)
「オイお前ら準備はできてるか。もうすぐ入場だぞ

気合い入れていけ」


笠松
「(なんで桐皇のイケメン監督に張り合ってんだオッサン!!)」



普段とは違って髭を剃り、スーツを着ている武内監督にプルプル震えて笑いを堪える選手達

当の本人はゲームプランの説明をしているが、絶対聞けていないと思う



笠松
「黄瀬、5分前になったら呼べ」


黄瀬
「あ、はいッス
…やっぱセンパイでも緊張するんスねぇ…」


武内
「まあ、それだけじゃないがな…あいつは」


黄瀬
「え?」



少し遠い目をして話す武内監督に疑問の声を出す黄瀬

その答えは、すぐ知ることになる










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