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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第31章 WエースVS光と影




ベンチがそんなやり取りをしている際にも試合は着々と進んでおり、福井は色々な事を考えながらボールをついていた



福井
「(外警戒してんのか氷室へのディナイは他以上に厳しいな。そんで真ん中にいる火神…あいつの高さと反応速度なら中途ハンパなパスはたちまちカットされそーだ
おまけにちょろちょろしてる黒子もうざってぇ。対地・対空とも思いの外プレッシャーあんなこの陣形は…並のチームだったらな!)」



紫原と目があった瞬間に福井は伊月のことを抜かそうとドリブルを始め、伊月もそれを止めようと一歩後ろに下がった。だがそれはフェイクだったのか、福井は紫原へとアリウープのためのパスを出した

一歩反応が遅れた火神は紫原のダンクに吹っ飛ばされた



紫原
「まさか本気で1人で止められると思ってんの?のぼせるのもたいがいにしなよ火神ぃ…!」


火神
「やらなきゃ勝てねえってんならやってやるさ。絶対止める!!」



やり取りをした後試合は誠凛ボールから再開となり、ゴールの前で黒子は幻影のシュートを撃った
。ボールはリングに当たったもののなんとか入り、点を稼いだ
岡村はそのシュートをやっかいだと思っており、青峰は「いつ外れてもおかしくねえ」と彼のことを見守っていた

そしてボールは陽泉ボールへと切り替わり、誠凛はDFのためS・A・Mディフェンスを出した。だが陽泉は氷室へとボールを回しそのまま上がって行き、結果火神と氷室の1対1状態となった



火神
「行かすかよ…!!」


氷室
「やってみな、やれるもんならな!!」



氷室は火神のことを抜かそうと左に行くかと思いきやフェイクで右へ行き、火神のことをぶち抜いた。だが紫原は彼のことが目に入り、「室ちんストップ!!」と氷室のことを止めた

そんな氷室の右側にはボールを奪おうとしている黒子の姿があり、氷室は彼に「やるね…油断もスキもない。危うくとられる所だったよ」と言い、黒子は「…どうも」と不服そうな顔をしながら返した







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