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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第31章 WエースVS光と影




氷室は黒子と対峙しているもののハーフコートよりも内側に入っており、誠凛は陣形を2—3ゾーンに変更した

真ん中にいる火神を見ながら氷室は「どうやら本気で中を守るつもりらしいなタイガ、ムチャなところはあいかわらずだ…だが」と思った後、「そんなものは勇敢とは言わない。なめてるっつーんだよ!」とかなり怖い顔で言った

彼のその気持ちは他の選手にも伝わっており、日向や水戸部は驚きながら彼を見ていた



降旗
「そうだ…陽泉には氷室もいる…紫原も止められないのに勝算なんてあるのか…?」


火神
「(正直このままじゃムリだ…けど勝算はある…!!青峰と戦った時の色と音が消えた極限と集中状態…「ゾーン」に入れれば…!!)」


青峰
「…何やってんだかあのバカは」


桃井
「え?」



火神の様子を見た青峰は少し目を細めて呟き、桃井はそんな彼がいった理由が分からなかったのかそう返した
その頃コートの脇に青いジャージを着た彼らが歩いてきていた



黄瀬
「てゆかいきなり試合の順番かわるとかありえなくないっスか~?」


森山
「なんかTV局とスポンサーの都合らしいけど…」


笠松
「数時間ズレただけだ。試合がなくなったわけじゃねぇ」


黄瀬
「お、なんとかくらいついてるじゃないスか誠凛。さーて、海常の明日の相手はどっちになるっスかね?」


笠松
「俺らの試合まだ残ってんだろ油断すんな!シバくぞ!」



そう言いながら彼らの試合を見ている森山は「誠凛のDFは2—3ゾーンか?」と誰ともなく問いかけており、たまたま隣にいた小堀が「珍しいな」と返していた

彼らと同様笠松はCである木吉が居ないことに疑問を持ち、誰がCをやってるのかと黄瀬が見ると火神の様子に違和感を感じていた








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