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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第6章 海常vs桐皇





名前side


日向
「よーし全員いるな。じゃあ行くぞ」


全員
「「「ありがとうございました!!」」」


小金井
「しゃー!生きてる俺っっ」


降旗
「何度も死ぬかと思ったよ」


福田
「早く家の布団で寝てー」



合宿終了日、キッツイ練習から解放されてテンションが上がっている選手達

あたしと監督は最後尾でその様子を観察していた

ふと目的地とは反対方向を曲がってしまった選手達に、監督が声をかけた



相田
「ちょっと、どこ行くのよ?」


日向
「へ…?いや駅…だけど?」


相田
「なんのためにここで合宿したと思ってるの?
今年はここで開催でしょーが!」


伊月
「(そういうことか)
今日は準々決勝…組み合わせは…」



携帯を開いて検索を始める伊月先輩

その結果を見た伊月先輩と覗き込んだ全員は、びっくりした表情をしていた



名前
『検索結果の通り、今日は海常対桐皇ですよー
だからこそ』


相田
「このまま見に行くわよ。全国大会」



ふわりと微笑んだその瞬間、全員の頬が引きつっていて殴りたくなった

行こうか。他のキセキと再会ではないが、様子を伺いに



▽▽▽▽▽



日向
「会場までどんくらい?」


伊月
「バスで20分だと」


日向
「つーか、こーゆーのは最初に言ってよカントク…」


相田
「言ってたら合宿中、気が散るからよ!
けど見る価値大でしょ。海常対桐皇、「キセキの世代」擁する同士の試合だからね」


火神
「………」


黒子   名前
「火神くん」『火神』


火神
「…っ、なんだよ!?」



あたしはテツヤの隣でくるりと振り返り、テツヤは目から上だけ見えるよう火神を覗き込んだ

それにびっくりしたのか火神は変な声をあげて、変な汗をかいていた



黒子
「出発する直前、緑間くんに伝言をもらいました」


名前
『その説明しようと思ってー、テツヤと振り返った』



軽く咳払いをして火神を見ると、何やってんだこいつ。という目で見ていたので睨んでおいた

バスの中で殴るようなことはしない










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