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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第28章 緑と青と2,3回戦




翌日の朝、火神の部屋では9時にピッタリに目覚まし時計がジリリリリリ…と鳴り始めた。火神はそれをバンッとすぐに止めて起きた

そして彼は左手で右肩をグッグッと押すような動作をして、「深夜までアレックスの特訓だったからな…」と体の疲れを納得し、「けどこの先も勝つにはもっと強くならなきゃなんねーんだ…やるしかねぇ…!」

そう決意をしてリビングへ行くと頭にタオルしか被っていないアレックスが居り、火神はすごく驚き服をぶん投げた。アレックスは「だから服をなげつけんじゃねぇ!」言い怒っていた



火神
「ったく…」


アレックス
「(さすがに試合の合間にこの練習量はちと厳しいか…だが時間は限られている…どこまでものにできるかは体力以上にタイガの精神力にかかっている)」



その後火神はアレックスがコーチの下練習を、黒子は青峰がコーチの下でシュートの練習を、他の誠凛の選手は対戦相手のビデオを見ていた

そしてWC3日目、初日・2日目で一回戦全試合を消化、出場校50校はおよそ半分32校へと絞られた。そして3日目二回戦、ここからシード校も参戦し生き残った32校すべてが会場に集結。この日1日で16試合、全チームが激突する

16校の中には青峰を抜いたキセキの世代もおり、もちろんその中に誠凛も入っていた



相田
「いい!?ビデオで見た通り相手はじっくり時間をかけて攻めるハーフコートバスケットが得意なチームよ
速い展開を好むウチとは相性が悪いからまずはいつもとメンツを変えて様子を見るわ!
スタートは日向くん!伊月くん!鉄平!水戸部くん!土田くん!」


日向
「コラ、いっちょ前に心配そうなツラしてんなよ!」


火神
「してません」


日向
「んじゃちゃんと声出せよ!!」


火神
「うす」



心配そうな顔をしていた火神と黒子に日向は指をさして先ほどのようなことを言った。そして試合は、開始された









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