第27章 祝勝会と外国人
アレックスは「もう引退したけどな」と返し、理由に病気が著しく落ちたこと、今は地元の小さなクラブチームでコーチとしてバスケをしていることを説明した
相田は理由を聞こうと横に座ると火神は近づくことを勧めなかった
アレックス
「ん~?なんだなんだ。男だらけ可愛い女子もいるじゃんかー。んー♡」
火神
「キス魔…だから…遅かった…」
相田
「―!?」
アレックスからのキスに相田は驚き声にならない声をあげた。そして「なっななな…!」と可愛らしい反応をし、丁度乾燥機により乾いた制服を着、髪を濡らした名前がやってきて、呆れたため息を吐き髪を拭きながら黒子の隣に座った
火神
「誰かれかまわずそーゆーことすんなよ!」
アレックス
「何言ってんだ。私がするのは女子供だけだ!きたねえオッサンとかにするわけねーだろ!」
火神
「ポリシー聞いてねえよ!!」
アレックス
「…とは言え小学生がこんな時間まで起きてるのは感心せんなー」
相田
「は?」
アレックス
「夜ふかししないで早く寝ろよ」
火神
「もしかしてカントクのことか?高校生だよ同じ!」
アレックス
「…え?」
相田
「?」
アレックス
「ワリ!ぺったんこでわかんなかったわ!しかも日本人は童顔だしなー」
ぺったんこという言葉の攻撃を喰らった相田は壁まで飛び、彼女がぶつかった場所には跡が残っており、下に死んだように相田が転がっていた
心配した部員はカントクー!!と彼女を叫び、駆け寄って様子を見ていた
黒子
「それでなんせ日本に来たんですか?話進みません」
アレックス
「ん?ああ…ん"ん"!?お前っっいつからいた!?」
黒子
「最初から居ました」
アレックス
「ホントか!?」
火神
「(あー前回に引き続きこのカンジもひさしぶりだわ)」
アレックス
「あーお前がタイガの言ってた……なるほどな。聞いてたとおりめっ~…っちゃくちゃ弱そうだな。なんかこう…負ける気がしないな!」
火神
「いやだから…そーゆータイプじゃねんだよコイツは」
アレックスの言葉に彼らはどこか納得しつつも呆れたような顔をして、火神に至っては呆れた表情しかしていなかった
しかし名前はそのことを笑って、よしよしと頭を撫でていた