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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第24章 青峰VS黒子





去っていく桜井を見ながら日向はポカーンと彼の後ろ姿を見ていた。そして何かを思った日向は伊月へと話しかけた



日向
「パスよこせ、ガンガン」


伊月
「いいけど…またずいぶん燃えてるな日向?」


福田
「そうだ負けず嫌いなら主将だって負けてないぜ!!何よりきっと同じシューターとしての誇りがあるんだ!!」


日向
「誇りか…それももちろんある…が、それ以上に俺が感じてるのは…単純にアイツうぜぇ!!もんっじゃーよもんっじゃ!!」


そこから始まったSG対決は両者なかなか落とさず、第1Q残り5秒のところで桜井がシュートを決め、桐皇リードで終了かというところで黒子が「いいえ、まだです」と言い木吉からパスをもらった。そして諏佐へ消えるドライブをして抜かし、日向へとパスを出した

そして受け取ったボールを日向は撃ち、ブザービーターで同点まで追いついた



今吉
「諏佐…どうやった?」


諏佐
「ああ…やっぱり桃井が言った通りだ」


今吉
「…決まりやな(見えたで、消えるドライブの正体…!!)」



観客はまさかの桐皇とタメをはってる誠凛に驚いたのか「同点…マジかよ…あの桐皇が…!?」「3Pもすごかったけど最後のドライブ…抜かれた諏佐も目立たないが並の高校ならエースクラスだぞ!?」

「桐皇のワンサイドゲームになると思ってたけど…ヘタしたら波乱もあるか…!?」「強い…!こりゃフロックじゃねぇぞ誠凛高校…!!」と、見直したという意見が多かった



火神
「とりあえず今のところなんとかやれてる。黒子、1度ひっこんで温存した方がいいんじゃねーの?」


黒子
「いえ…もう少し大丈夫です…カントク、第2Qの開始直後もう1度いかせてください。消えるドライブ」



積極的な黒子の意見に驚いたのか、誠凛全員からの視線が黒子に集まった

そのことを気にせず、黒子は自分の意見を言おうと相田の目を見て再び話を始めた










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