• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第24章 青峰VS黒子




第3者side



「あっ!!?戻れ!戻れー!」


「…っ!!(速ぇ!!ホントに同じ人間か!?止められっこねぇ…!!)」


「おおお!黄瀬叩き込んだァー!!早くも今大会最初のダンク炸裂ー!!」



年末に行われる三大大会最後の決戦、その出場校は50にのぼる。7日間のトーナメントで行われる試合は、全部で50試合。開会式後すぐにその一回戦はメインコート3面サブコート1面を使って初日・2日目に行われる
着々と試合が消化される中ついに、初日対戦中最注目のカードが始まろうとしていた

ちなみにキセキの世代のなかで一番最初に試合を消化したのは黄瀬で、今回のWCで一番最初にダンクを決めたのも彼だった

そんな試合が終わり清掃が行われているところ、誠凛はコートへと出てきた。観客からは「おおお出てきたぞ!がんばれよ誠凛ー!!」との声が上がっており、あまりの人の多さに彼らは頬をヒクヒクと動かしていた



小金井
「ちょっスゴッっっ!!今までとは声援が違うってゆーか…」


降旗
「観客席も初日なのにほぼ満員…!?俺らってもしかして人気あったの!?」


日向
「ダァホーそんなわけないだろ!!」


小金井
「え!?」


伊月
「がんばれのイミもたぶんちょっと違うよ」


小金井
「え!?」


木吉
「残念ながらほとんどの観客の目当ては、相手の方だ」



そこに観客からワーッ!と声が上がり、日向達がビビると観客が何かを言い始めた。その内容は「ここ数年で急成長を遂げI.Hでは数ある古豪をおしのけ準優勝…一気に今大会優勝候補に躍り出た超攻撃的チーム、新鋭の暴君 桐皇学園!!そして「キセキの世代」天才スコアラー青峰大輝だ!!」と、とても長い内容だった

その後観客たちは桐皇の選手について話し始め、それを見た日向は「すっげー…さっすがI.H準優勝校…」と弱音のようなものを言っており、それを見た相田は「うろたえない!わかってたコト……」と何かを言おうとしたようだったが、彼らの表情を見てそれをやめたようだった











/ 739ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp