第23章 再会
相田
「名字ちゃぁぁん!?どうしたのその髪!」
名前
『ちょっと歯向かったら切られました』
相田
「ちょ…どういうこと!?」
黒子
「火神くん見てたんだから説明してください」
火神
「なんで俺!?降旗は!」
黒子
「降旗くんは恐怖が刻み込まれているので無理です」
名前
『ちゃんと自分で説明するから、黙ってて』
火神の頬骨あたりの傷(もう血は出ていない)と、数十分前に比べ短くなった髪、その2つの理由をとりあえず「赤司征十郎のせいなんですが、あたしのせいでもあるんです」とかなりうやむやにしながら説明していた
ぶっちゃけ原作にないことを頭に血が上ってやってしまったのだ。うん…ごめんなさいだな。とりあえず何も支障がないようにとその場はすごい説明をして髪のことは事故だったと説明した。なぜか納得された
いいのかそれでと思ったが…それはまあ私に都合が良かったので放置した
その後、誠凛は桐皇と戦うためにと控え室に移動した。そこで火神は集中するためなのか1人座り込み「時間が来たら教えてくれ」とテツヤに頼んでいた
黒子
「名字さん」
名前
『はいはい』
黒子
「…その髪型も、似合ってますよ」
名前
『ありがと、テツヤ…んーと、勝たなきゃ…勝たなきゃ練習倍にするからね!』
黒子
「!!…はい!」
懐かしい感覚に浸りながら、時間になったためテツヤは「火神くん時間です」と話しかけると、「…おー」とへんじをした
その返事の仕方に不安を持ったのか、テツヤは少し不安気な顔をして火神の表情を伺っていた
火神
「赤司には多少面食らったけどそんだけだ。やると決まってもいない奴のことを考えてもしょーがねーぜ
それより今の頭の中は、アイツでいっぱいだからな…行くぜ!」
そう言う火神の表情はとてもよく、いい感じに睨んでいた(良いのかは置いておく)
…ここからは、あたしも読んだけど覚えていないに等しい。だからこそ、負けられない…!