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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第22章 最後の仕上げ






その頃、神奈川県代表海常高校の練習では、笠松が黄瀬の方をみないようにパスの練習をしていた。笠松からのパスを受け取った黄瀬はそのままゴールへとダンクし、アリウープ行った



森山
「気合入ってるな、黄瀬の奴…!」


早川
「コ(ラ)ア ダンクした(ら)(リ)バウンドできねーだ(ろ)オ(レ)が!」



また、東京都代表秀徳高校の練習では高尾が宮地のことをドリブルしながら抜かし、抜かされた宮地と見ていた大坪は驚いていた。高尾はボールを緑間へとパスし、緑間はあの高く命中率100%の3Pを撃った

また場所は変わり秋田県代表陽泉高校の練習では紫原がシュートをブロックし、「おおおすげえ!!」とのこえが上がっていた



氷室
「変わってるなホント敦は…」


紫原
「はあ?」


氷室
「いつも文句ばかり言いながら練習は人1倍熱心だ」


紫原
「…嫌いだよ練習なんて。ただ負けるのはもっと嫌いなの」



京都府特別枠代表洛山高校の練習では個人個人がトレーニング機器を使って練習をしていた

なかでも赤司は特に汗をかいており、見越した男はタオルを投げ渡した



「ほらよタオル」


赤司
「どうも」


「たまんねぇな。ただでさえ赤司は天才なのにあんなストイックにやられちゃ…あれが勝利への飢えってやつかよ」


「いや…そんなヌルイもんじゃねーよ」

「え?」


「勝つためにどーこーとかそーゆー話じゃねーんだ。以前赤司は言っていたんだ、勝利することは息をしているのと同じことだと
あいつにとって勝利は求めるものじゃなくて、生きていく上であって当然。基礎代謝と変わらない」



その頃東京都特別枠代表校桐皇学園の練習に青峰は居らず、ストバスコートで人差し指の先を使いボールを回していた
彼はそのボールを回していた手を手の甲を上に向けてから人差し指の第二関節を曲げて腕ごと動かした

するとそのボールはリングの中へと入り、もし試合ならシュートとして決まっていると言えるものだった


やっと、WCが始まる












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