第4章 緑との再会
一方その頃、お風呂から出てサッパリしている監督こと相田リコ
出入口付近を歩いていると、いきなりドアがガラッ!と開いて驚いた様子を見せたら
火神
「だー、終わった…!」
相田
「ギャー!!」
火神
「ギャーじゃなくて、今買い終わったんだよ!です」
相田
「今まで!?」
火神
「どーせ飲むためじゃねーだろーけど…はい」
相田
「(ちょ…これまさか…秀徳の人達の分も…!?
誠凛の人数分のつもりで言ったのに… 20
…30以上…って、いったい何km走ってきたのよ!?)」
火神の行動に驚いてチキ…と読み取る眼を使う相田
その数値はどれくらいかまでは解らないが 、きっと桁外れの数値が書いてあるのだろう
相田
「(言われた量をこなすどころか完全に超えてる…!!
成果が出るのはまだだいぶ先…でもこのまま鍛え続ければ、彼はとんでもない選手になる…!!)」
汗だくになって歩いている火神の後ろ姿を見ながら少し面白いものを見つけたような顔をしている相田
それが良いことなのは、言うまでもない