• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第4章 緑との再会






午前中選手が浜辺練習をしている中あたしはいつまでもテツヤと監督の服を借りている訳にはいかない。ということで服を買いに行ってきた

そして午後は体育館練習なのだが借りている場所が秀徳と同じということで…まあ察している通りだろう



相田
「今日から体育館練習は予定変更で、秀徳高校と合同練習よ!」


全員
「「「えええ!?マジで!?」」」


日向
「よく許可してくれたな。向こう…」


相田
「そりゃあ…」


中谷
「むしろありがたい話だ
お互いの手の内をさらすことになるが、こちらのメリットの方が大きい

情報の価値が違う。王者と呼ばれる秀徳は昔から周りに研究されている…が、誠凛は新設で情報が圧倒的に少ない

どんな思惑があるかは知らんが、冬にリベンジすべき相手からわざわざさらしてくれるんだ。遠慮なく乗らせてもらおう」


木吉
「賭けだな正直」


小金井
「え?」


相田
「(なぜなら…逆にウチに確実なメリットはない…!
けどウチの課題である各選手のスタイルの確率…王者との合同練習はそのためのきっかけになるかとしれない

でもきっかけにできるかどうかは、みんな次第だからね…!
ここから先は頼んだわよ…)」


名前
『監督、あたし得点係やってもいいですか?』


相田
「ええ、構わないわよ」



始めるぞ。という声と共にスコアボードの辺りに行って体育館全体を見てみる

ふとテツヤと目が合って、ニコリと微笑む姿に可愛いと感じたのはあたしだけでないと信じている



相田
「あ、火神くんはちょいまち!
ちょっとみんなの分の飲物買ってきて!」


火神
「は?」


相田
「砂浜走って、500m先のコンビニまで!ゴー!
往復たった1kmだから…」


火神
「なんで!?しかも砂浜!?」


相田
「でも重いだろうから、1本ずつでいいわよ♡」


火神
「それ何往復!?いやがらせ!?」


相田
「みんな練習してるんだから早くね!」


火神
「じゃあパシりさせんなよ!!でください!!」


名前
『何?火神買ってきてくれんのー?
あたしじゃあガッツリ系のお弁当で』


火神
「お前も便乗すんな!」



行ってらしゃーい。と監督と火神を送り出して始まった試合を見る

何もかもが、懐かしく感じた








/ 739ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp