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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第19章 バスケ部創部






その5倍の部活が終わった後、部室はまたガヤガヤと賑わっていた
部室に残っているのは黒子と火神になったいう時にどこからか写真が落ちてきて、火神はそれを拾い上げた

その写真は先ほど相田と木吉が見ていた、誠凛高校バスケ部結成時の記念写真みたいなものである


火神
「…?これは…!?」


黒子
「火神くん?」


火神
「(これは…バスケ部創部時の写真か
つっても去年の話…考えてみるとやっぱすげぇよな…バスケ部創ってその年に東京都ベスト4、新人戦でも関東大会出場
詳しいことはわかんねーけど、フツーできたばっかのチームがそうそうかてるもんじゃねぇ…)
ん?もう1枚ある…」



その写真を見て火神は去年の記録のことを思い出して、改めて誠凛高校バスケ部はすごい。ということを思った

写真の後ろにもう1枚あることに気づいて取り出すと、眼鏡を掛けた金髪の長髪の男が不機嫌そうな顔をして写っていた

火神はその前の写真とのギャップにか、それともその金髪にかは分からないが!?と驚いていた



黒子
「さっきから何みてるんですか?」


火神
「黒子…コイツ見たことあるか?」


黒子
「?…いえ」


日向
「そりゃ俺だ!」


名前
『テツヤー!一緒に帰ろー!』


火神・黒子
「え?」


名前
『え?』



現れた日向のそれは俺だ。という発言に黒子と火神は驚き、名前はえ?と返されたことの違和感にえ?と返した

少々噛み合ってはないが、名前はその様子で瞬時に状況を理解した
日向はそれを気にせずに彼らに話しかけた



日向
「みんな帰っちまったぞ、もう下校時刻だ。たらたらしてんなよ」


火神
「あっうす。いや…え?今なんて…?この写真」


日向
「俺だ、オ・レ!」


火神
「…!?
…ふははははは!なんっ…これ…似合ってな…ぷ、つかダセェ!!」



金髪の長髪が日向だという発言に火神と黒子は今との違いに一旦固まってから、火神は豪快に笑ってバタバタともがいていた
黒子は豪快には笑わずプルプルと震えており、彼もまた笑っていた

その様子を見て苦笑いしている名前の横で日向は真顔で怒っていた



日向
「出るぞホラ!ボコボコにしてやるから!」










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