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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第15章 予選から







火神
「っと!?バランスが…」


ベンチ
「またかよ!!今度は決めたけど!!」


シュートを決めた火神は第1Qの時のようにぼてっ…と背中から落っこちた

それとほぼ同時に試合終了のブザーが鳴り響き、誠凛は勝ったことを素直に喜んでいた



審判
「試合終了ー!!」


火神
「いってぇ~…」


黒子
「今日はよくひっくり返りますね。火神くん」



差し出してきた黒子の手を取り、悪戯好きの子供のような顔をして「…うるせっ!」と火神は返した

その頃桐皇の2人は既に帰路を歩いており、誠凛についての話をしていた



桜井
「すごかったですね誠凛。もしかしたらこのままWC出場決めちゃうんじゃ…」


今吉
「わはは!!なーに言うとるんや…こっからやんけ
化け物が出てくるのは」


審判
「108対61で誠凛高校の勝ち!!」


「「「ありがとうございました!!」」」


今吉
「荒れるで、決勝リーグは」



今吉はいつもは糸目である目を開け、普段とは違うオーラで言った

第2会場で秀徳vs杉並西の戦いを行っており、151対49トリプルスコアで秀徳が決勝リーグ進出を決めた

第3会場では西の王者こと泉真館vs希の試合を行っていたが、91対59で泉真館の勝利だった

また第4会場では霧崎第一vs鳴成の試合が行われた
結果は180対45と、何があったのか聞きたくなるような点差で霧崎第一の勝利だった


この4試合によって、WC東京代表2校を決める決勝リーグ出場校4校が出揃った










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