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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第14章 がんばろ!






名前
『テツヤは…どこから聞いてたの?』


黒子
「そうですね…名字さんが全部覚えていたかったのに…とか言ってた辺りからです」


名前
『気づいたのが来た突如だったのか』


黒子
「はい」



ならば良いのか?と自分でも少々疑問に思ったが、詳しいことをぶつぶつ言っていたのを聞かれるよりはマシだと思った

影の薄さでこんなところを不意にとられるとは…もっと濃くなれよ



黒子
「名字さん、帝光のこと忘れちゃったんですか?」


名前
『え、いや?覚えてるけど?』


黒子
「じゃあさっきは何で…」


名前
『いや…ちょっとね』


黒子
「そうですか」



深追いしないテツヤに安心感を持ったが、あたしの目を捉えている彼の目は追及しようとしていた

それに気づかない振りをして、いつもとおんなじような顔をしてあたしは問いかけたがテツヤは真顔で「なんでもありません」と言った



名前
『…WCに行けば、きっとあいつらに会えるよね』


黒子
「そうですね…恐らくそうかと」


名前
『だよねぇ…』



いやもうそこら辺の原作の記憶も曖昧だよ

いや集まった気がする。確かだけど
て言うか集まらないと話にならないから集まったんだよね?



黒子
「彼に、会いたいんですか?」


名前
『…どちらかっつーと、「彼ら」かな』



2号のことを撫でつつ言い、テツヤのことを横目で見ると目を丸くさせていた

そんなにあたしは恋愛第一の女に見えるのか聞きたいが、彼が思ってることは多分違うと思う










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