第11章 紫と桃と再会
桃井
「そしてそれは…青峰くんも例外ではなく、黄瀬くんとやった時実はかなり無茶をしていたんです
それに気づいた私はすぐに監督に、試合に出さないように訴えました
青峰くんはひどく荒れましたが監督は聞かず、半ば無理矢理スタメンから外しました
けどそれがさっきバレて……」
さつきの説明に頷いていたら回想に入るのか、その光景が目に浮かび上がってきた
うん。大輝の記憶がもし涼太みたいに戻ったら一発殴ろうかな
▽▽▽▽▽▽
青峰
「さつきテメェ何勝手なことしてくれてんだよ!
あんなもん怪我のうちにも入んねーよ。余計なお世話なんだよ!」
桃井
「でも…赤司くん相手ならまた無茶するでしょ!?
もし万が一それで…」
青峰
「だからそれが余計なお世話だっつってんだよ。いつから俺の保護者になったんだ
もう2度と顔見せんな。ブス!!」
目尻に涙を溜め、持っていたノートなどを青峰に投げつける桃井
そして彼女は捨て台詞を言い放って逃げ出した
青峰
「って」
桃井
「もう知らない!
青峰くんのガングロ!」
青峰
「さつき!オイ!ガ…!?」
▽▽▽▽▽▽
桃井
「…とゆうわけデス」
名前
『(お前らはカレカノか!?)』
火神
「…つーかさ、お前黒子が好きなんじゃねーの?
だったら青峰に嫌われよーが知ったことねーじゃん」
火神の言葉にハッとさつきを見ると目を点にしていて、せっかくの美人を台無しにしていた
そしてそこから涙目になり、震え始めていた