第11章 紫と桃と再会
さつきが大輝との喧嘩…でいいか。の理由を話そうとしたら先輩達がずぶ濡れになって帰ってきた
男子なら別にいいよ。良い筋肉見れし!
桃井
「青峰くんは今年のI・H、準決勝・決勝と欠場しました」
日向
「らしいな…でもいったいなんで!?」
桃井
「故障です。主にヒジの…」
相田
「ふうん…ま、何となく察しはついてたわ
原因は恐らく…黄瀬くんとやった海常の準々決勝ね?」
桃井
「そうです。なんで…Bなのに!」
相田
「ムネ関係あるんか小娘ェ!」
今の話的にどこからが良いのだろうか…まあいいや。うん
怒っている(キレている)監督をなだめながら話を切りだそうとしているテツヤに振るため、あたしは口を開いた
名前
『ま、胸の話は置いといて』
黒子
「「キセキの世代」と呼ばれる5人に弱点があるとすれば、才能が大きすぎることです」
誠凛
「…!?」
黒子
「「キセキの世代」は全員高校生離れした特技を持っています
けど体ができあがっていない高校生には変わりないため、現段階ではその才能に体が追い付いていない
だから無制限に力は全開にはできません。もしすれば反動で確実に体を痛めます」
名前
『火神もあったでしょ?
秀徳戦の時に跳びすぎて膝痛めたー。ってやつ』
火神
「あ?ああ…って何でお前知ってんだよ!」
名前
『まあ、お気になさらず』
何か記憶に入ってるんですよ。この世界に来ると余計に!と軽く火神に怒りそうになったがそれは抑えた
もしまだ治癒の眼があったとするならば、分かっていたことなのだが…今は無いのだから仕方ない。と自分に言い聞かせてあたしは1つ溜め息を吐いた