第2章 消えた彼女
日向
「あー着いたー」
伊月
「磯の香りが…ハッ!
いそがねば!」
土田
「監督は?」
日向
「色々持ちこむものあるから車だと
あと伊月だまれ」
福田
「いい所っすねー」
小金井
「すぐ地獄にかわるけどね…」
火神
「お」
降旗
「おおー海だ!」
小金井
「泳ごう!!」
日向
「合宿だ!!ダアホ!!」
電車から降りて少し歩いたところに海が見えてテンションをあげる誠凛バスケ部
しかし、着いた先の宿であがったテンションは下がってしまった
小金井
「う~ん…ビミョー…」
河原
「つーかぼれぇ~」
黒子
「すみませんトイレは」
日向
「うるっせーよオマエら!!」
木吉
「いやあ…いいじゃねーか
もしかしたらいるかもしれねーぜ
まっくろくろすけが…!」
日向
「すげぇイラッとくるよ木吉
高校生なめんな!!」
相田
「うん。時間ピッタリ
みんないるわね?」
相田父
「じゃあリコ。あとはこれをあそこに置いときゃいんだな?」
相田
「うん。ありがとーパパ」
相田父
「おうガキ共。せいぜいがんばれよー」
日向
「あざーっす」
相田父
「あ…けどな
娘に手ェ出したら、殺すぞ」
2年
「「はいっっ!」」
監督のお父さんの一言に顔を青ざめる2年生
去年も同じようなことがあったのか、相変わらずこえぇ~と言っている
そんな監督の行くわよー。と言う声に体育館へ向かおうとすると、止められた
相田
「どこ行くのよ?」
日向
「え…いや…体育館…」
相田
「体育館借りるのもタダじゃないのよ。夕方から!」
日向
「へ…じゃあ昼は…?」
相田
「海よ!!」