第2章 消えた彼女
ってことで着いた先は海
浜辺にはゴールが置いていて、バスケットコートの線が引かれている
小金井
「…!!?」
日向
「監督…まさかここで…」
相田
「そ、バスケするの
前にも言ったけどこの合宿の目的は弱点克服よ」
伊月
「…弱点?」
相田
「今誠凛に必要なもの…それは
選手1人1人の、個人能力の向上よ」
全員
「…!!」
今の監督の言葉に目を見開いて驚く様子を見せる黒子を含める誠凛バスケ部
それは恐らく、本来の帝光のことが絡んでいるのだろう
相田
「けど勘違いしないでね。チーム力の向上がかけ算だとしても、5人の数値が低ければ大きな数値にならないわ
個人技主体としたチームにするわけじゃなく、あくまで束ねる力1つ1つを大きくすることよ
誠凛というチーム一丸で、勝つために
そして、シュート・パス・ドリブル…1つ1つの動作の質を向上させるために、まず土台となる足腰よ」
火神
「にしても…これは普通の倍つかれるぞ…!?」
相田
「そのための砂浜練習
まずはここでいつものメニュー。の3倍よ♡」
2年
「「「…3!? 」」
あっつ…!と言ってセーラー服を脱ぎ出す監督
ちなみにその下にはしっかり黒いタンクトップ(首で結ぶタイプ)が着られているため問題はない
相田
「始めるわよ(地獄の)合宿!!」