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肉食系女子のススメ《恥ずかしがりやの彼女~番外編》

第2章 どうしても欲しいもの《ライバルside》【R18】


あしらわれたことに軽くショックを覚えながら、私は笑顔を作り悠さんの側から離れた。



……相手にされてないのはわかってるもん……



でも、どんなにあしらわれたってそこに彼の優しさが感じられ、傷つく気持ちより、好きな気持ちが勝ってしまう。



ゆり「わ、わかったよ~。着替えてくるから……もうっ 悠さんのケチぃ~!」



私が笑顔を向けると悠さんは困ったような笑顔で私を見つめていた。

その綺麗な手が伸びてきて私の頭をポンポンと撫でた。



悠「……いい子だね。……真面目に頑張れたら、ご褒美……考えてあげようか?」



"ご褒美"という言葉に胸がドキリと跳ね上がる。

私は期待に思わず唾を飲み込んでしまう。



ゆり「……ほ、本当に///?」



すると悠さんは唇が重なりそうになるギリギリまで私の顔に顔を近づけると小さく囁いた。



悠「………さぁ?……お前次第じゃねぇ?」



色を帯びる彼の目は私の体を一瞬で熱くさせた。
きっと私が期待していることはしてくれない……
でも、もしかしたらって思ってしまう私。

彼の言葉だけで既に疼いてしまう下半身に、恥ずかしさを覚えた。



ゆり「……はい///」



私はおとなしく頷き、更衣室へと向かう。



本当は今すぐメチャクチャに抱いてほしい。



ドキドキの止まらない胸を押さえ、目を閉じる。



___悠さん………
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