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肉食系女子のススメ《恥ずかしがりやの彼女~番外編》

第3章 ようこそ!ダイニングバー【A-style】へ!《店長side


ゆり「悠さん、悠さん♡今日のオススメ料理に合うワインはどれですか~?」

悠「そうだな………赤ならこれで、白なら……って聞いてる?」


説明をする悠の横でその顔をガン見しながら極めて至近距離で話を聞いているゆりに悠が呆れた顔を向ける。
あの距離羨まし……じゃ、なくて!凄いな、あれで照れたり全然しないんだもん、あの人。モテすぎて麻痺してんのかな?

いつものようにハートマークを飛ばしまくるゆりをあっさり受け流す悠に尊敬の意を向けていると、ゆりと入れ違いにやってきたマイスイートエンジェルこと花音の姿。

どきん、と跳ねる俺の心。
………だが、見つめる先の花音はろくに悠と目も合わせないのに、なぜか顔は真っ赤に染まっている。
そんな彼女に向き合う悠は先程までの爽やかイケメンモードからちょっとセクシーな男の色気みたいなものが出てるような………?


あれ、
あれあれあれあれ。

あれはもしかすると、もしかして…………


悠が花音を口説いてるんじゃないの!?
一方的に!!だから困って花音は顔真っ赤なんじゃない?!


きたよ。俺の鋭すぎる勘が、冴え渡ってしまったよ。
………これはもう、俺がナイトになるし「店長、百面相して何してるんですか?」

______!!!!!!
花音が純粋な目で俺を心配して見つめているー!!
動揺した俺は思わず彼女に背を向けてしまう。
その後ろでは花音と悠が目を見合わせ笑い合っていたが、俺は全く気づいていないわけで___


………っと、まあ、色々ありますが、今日も当店は繁盛させていただいてます♪



恋や青春がいっぱい詰まったダイニングバー【A-style】。
今宵あなたも素敵なひとときを当店で過ごしませんか?




…………店長side story End.


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