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私の記憶と、大事な人。 *ヘタリア*

第7章 本田菊さんの彼女。


菊「あ、一旦ここで降りましょう。」
バスに乗って十分ほどが経ち、結構にぎわっている街に着いた。

心夏「なんか…街並みが可愛い…」
菊「心夏さんはこういう西洋風が好きでした…よね?」
心夏「うん!あ、で、でも…和風も好きだよ!」

本田君は私の顔を見て苦笑した。
やっぱ、見透かされてたか…。


心夏「ほんと本田君って私のこといーっぱい知ってるんだね!」
菊「もちろんです!……で、どこかみたいお店はありますか?」
心夏「んー…じゃあ、あのお店!」








一頻り見回った。後、おしゃれなケーキ屋さんに立ち寄った。

菊「こ、こんなにおしゃれなお店…、入るだけで緊張します…」
心夏「うん、うん!わかる…」

私たちを見つけた美人な店員さんがこっちに来る。

店員「あ、カップルさん…ですね!カップル専用の席にしますか?」
菊「カップル席…ですか?」
店員「えーと、他のお客様とは別に、二人だけの空間で楽しんでいただく席になっています。」
心夏「え、あ…いや―――」
菊「その席でお願いします!」
心夏「‼?」

いきなり身を乗り出し言った。
店員「…はい。かしこまりました。ご案内いたします。」
若干店員さんがにやにやしていた。
…なんか、恥ずかしい…。
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