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私の記憶と、大事な人。 *ヘタリア*

第7章 本田菊さんの彼女。


それから数時間、御飯を食べたりいろんな話をしたりしてあっと言うまに時間は過ぎた。
気が付けばもうすでに10時を回っていた。

菊「おや、もうこんな時間。お風呂の用意はできているので、先に入ってきてください。」
心夏「え、あ…着替えが…;」
まさか泊まることになるなんて思ってもみなかったから何も用意していない。

菊「それなら、桜の浴衣があるのでそれをお貸ししますよ。」
心夏「……ごめん、ありがたいんだけど着方わかんないや…;」
あぁ…もっと女子力あげとけばよかった…。
菊「では、ジャージでもよろしいでしょうか?」
心夏「あ、うん。それ借りる!ありがとねー…」

そして、お風呂場へ案内された。
やっぱりここも広い…想定内だったけど。

菊「では、ごゆっくりどうぞ。」
心夏「はーい。ありがと」





心夏「……ふぅー…。気持ちいい…。」
寮には小さいお風呂しかないから広いお風呂に入れてなぜかもの凄く解放された気分。←


心夏「………んー…//;」
今意識し始めた。
考えたら一つ屋根の下、ご飯もお風呂(共有という意味で)も寝るときも一緒って…なんか、なんか。
幸せ。
気持ち悪いかもしれないけどにやけが止まらない。
これは自然現象。


のぼせそうになり、私はすぐにお風呂から出た。
そして着替えた。
予想以上にぶかぶか。
ジャージは本田君の私物なのか、ほのかに本田君に香りする。
ちょっと嬉しいような。←



心夏「上がったよー。お風呂気持ちよかった!本当にここ設備いいねー」
菊「あ、心夏さん早かっ――――」
心夏「……?;」
菊「……いです…///;」
心夏「…え?」
菊「…あざといです…その格好…///」
心夏「…え?あざといって…何?」
菊「~~~!//; あぁ、もう…。」(なんでのぼせてくるんですか…顔真っ赤のとか、もう…//…あんな大きいジャージ貸すんじゃなかった…私の馬鹿…。)

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