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私の記憶と、大事な人。 *ヘタリア*

第7章 本田菊さんの彼女。



は?

…はぁ?

心夏「…いやいやいやいや」
菊「どうしますか?ホテル代なんて馬鹿になりませんし… あ!だったら思い切って野宿でも―――」
心夏「却下!;」

話が変な方向に進み過ぎて怖い。
そして若干野宿をしようと考えてる本田君もなんか怖い…。←

菊「というのは冗談でして…」
心夏「…まさか昔の知り合いの人の家に泊まるとか言い出さないよね…」
菊「いや、そうではなくて…」
心夏「…!まさか!お寺の人に無理言ってお寺の中に泊まるとか!?;いやいや、それは流石に無理があると思うけど…;」
菊「……ははは…」
心夏「あ、ごめん… 暴走してた…」

私のマシンガントークに呆れてるのか、引きつって笑ってる本田君。


心夏「……で、どうするの…?今日…;」
菊「どうしましょうかね?」
何かを企んでるのかわからない意味深な笑顔。
気になるけどちょっと怖い。←

菊「…わ、私何も企んでませんからね…?」
心夏「いや!そ、そんなこと疑ってないよ!?;」


菊「……じー。」
心夏「…かわ…可愛い…」
視線の擬音を口で言っちゃってる。
何この人、可愛い。

菊「私が可愛いって…; 悪い冗談は良くないですよ?」
心夏「いや…冗談じゃな…  そういうことにしておく…」


ちょっとした本田君の威圧感の放出で私の話は強制中断。


心夏「は、話をもどそうか…。」
菊「ええ。そうですね。」
心夏「………で?」
菊「…? "で?"とは…?」
心夏「だから… どうすんの…?って…」
菊「どうしましょうかねー」


心夏「………」
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