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私の記憶と、大事な人。 *ヘタリア*

第7章 本田菊さんの彼女。


移動中、無言のままだった。
心夏(初めてのデートなんてこんなもんなのかな?…いや、でももっとラブラブでイチャイチャしてる方が普通かな?; …そういえば、付き合い始めた日以来別に目立ったことはなかったし…。 …ああ、なんていうか…)
菊「考え事ですか?」
心夏「ん!? あ、そ、そうだよ!ちょっとねー」

いきなり話かけられてめちゃくちゃびっくりした…;
緊張しすぎた…。

心夏「あ、そうだ… そういえば、これからどこに行くの?」
菊「ふふ、それは着いてからのお楽しみですよ」
心夏「…?」

電車の乗り換えも何度もして、結構時間が経った。
でも、まだ到着する目処もない…のかな?






バスに乗り換えて、結構田舎の方まで来た。
心夏「こ、こんなとこに来て何かするの?;」
菊「はい。 …楽しめるかどうかはわかりませんが…」
心夏「えー…?なにそれ、気になる…;」
菊「きっと外を見ていればどこに向かっているのかわかるかもしれませんね」
心夏「外?」





そういわれてからずっと外を眺めているけどなにもわからない。
…かれこれ30分が経った。
ずっと同じような景色で本田君には悪いけど、流石に飽きた…。


とりあえず目を閉じた。












目が覚めたら"いいこと"が起きますように。
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