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私の記憶と、大事な人。 *ヘタリア*

第6章 私の記憶


本田君は大きく息を吸った後、私の記憶の全てを話そうと口を開いた。
その真剣そうな顔からより緊張感が漂う。

少し前、桜ちゃんから話を聞こうとしたけど、怖くなって結局逃げてしまった。
だけど、今日は絶対に逃げない。
大丈夫。本田君がいるから心配ない。と、自分に言い聞かせる。
それでも緊張は解けずに震えていた。


それを察したのか、私の手を握る本田君。


菊「大丈夫です。心配しないでください。私がついています。」

そして、とても、とっても優しく微笑んだ。










話が始まる直前、


私の脳裏に、














一瞬だけ、両親の顔が見えた気がした。
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