第5章 喧嘩の始まりの始まり。
-翌日-
心夏「…ふぁーぁ…。…もう一回寝たいー…。」
学校の下駄箱まで来て呟いた。
いや、本音だけどさ…。 だって、なんか二人に会いたくない気分だし
別に…会いたくない訳じゃないけど、気まずいなぁーっていうか…
アーサー「よ。はよ。」
さっそく会っちゃった…。
アーサー「…そんな嫌そうな顔すんなし。んだよ…。」
心夏「いや、ちがっ… えと…」
アーサー「いや、いいけどな」
私の頭をくしゃくしゃーって…
アーサー「おいおい、顔赤いぞ。照れてんのかぁー?」
心夏「赤くないし…。///」
悪戯っぽい笑顔で私の顔を見てる。
いきなり積極的になりやがってぇーー!!///
菊「おはようございます」
心夏「おはよう!!」
菊「え、え…?心夏さん…?」
本田君の後ろに隠れた。
アーサー君は本田君を見た途端嫌そうな顔をして…る?
菊「顔が真っ赤ですよ?なにかあったんですか?」
心夏「ぅぅ…。///」
菊「……………」
なにも言わないうちにどこかに行っちゃったアーサー君。
心夏「…アーサー…君?」
私の耳もとに本田君が顔を近づけて…
菊「アーサーさんに何かされた場合はすぐに言ってください…ね?」
心夏「…?何かって…?」
菊「えぇ…と。 そこは、自己判断で…お願いします…//」
今日、二人とも変…。