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私の記憶と、大事な人。 *ヘタリア*

第5章 喧嘩の始まりの始まり。


そしてまた一週間後。


放課後、まだ勉強を教えてもらっていた。
そして、私の英語の小テストの結果を見て驚くアーサー君。

アーサー「お前…すげえな!すごい点数上がってる!」
心夏「ふふーん! すっごい頑張ったんだぁ♪」

結果は、30問中27問。

どうだ、この私の成長!!

アーサー「よし、こんだけ点数上がってんならまだまだ行けるな!じゃあ、今日はほかの教科教えてやるか?」
心夏「え…?自己責任だったんじゃ…?」
アーサー「あっ い、いや… 俺の気が向いたからだっ!別に、お前に教えるのが楽しいとか…そんなんじゃねぇぞっ…!///」

まだツンデレ発言をするアーサー君。もうなんかこういう事も可愛く思えてくる私。


心夏「じゃあ、社会を__」
菊「おや?お二人で勉強ですか?」
心夏「………!!本田くんっ!!」

私は大声を出して勢いよく立った。

アーサー「しーっ!  ここ図書室だぞ!;」
口の前で人差し指を立てて私に注意した。
心夏「ご、ごめんなさい…;

で、で!本田君は図書室に何しに来たの…?また本を借りに…?」
菊「いえ、今日はテストも近いので勉強をしに来ました」
アーサー「そうなのか?じゃあ、お前も一緒にやるか?」
菊「え?よろしいんですか…?」
アーサー「あぁ、いいぞ。 そして、こいつに勉強を教えてやってくれ… 俺じゃちょっと手に負えねぇぐらいこいつ馬鹿だから…。」

今、アーサー君からすごく辛辣な言葉が…

菊「ふふ、私でよければ教えますよ。」
心夏「やっぱり本田君は優しいなぁ。アーサー君と違って!」
アーサー「てめっ…! 誰のおかげで英語の成績上がったと思ってんだよ!」

菊「まぁまぁ。お静かに。 さっそく、勉強を始めましょうか。」

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