第4章 過去、過去、過去
アーサー「とっ とりあえず送るって言ってんだろ!///」
心夏「いいってばぁー…;」
アル「俺、これから見たいテレビがあるんだ!ってことで、出て行ってもらっていいかい?」
凄い笑顔で、っていうか、にやにやしながら。
心夏「そっか。じゃあ、アル君も色々ありがとね! ばいばーい」
手をひらひら振るアル君。
アル君、何か企んでる…………?;
アーサー「ほら、行くぞ!」
心夏「あ、あのさ アーサー君、なんでそこまでして送りたいの? …女子寮に入りたいの?」
アーサー「んな訳ねーだろっ!! お前が心配だからだっ! …………!? あっ わ、悪い!!今のなかったことにしてくれっ///」
アーサー君私のこと、気にかけてくれてるんだ。
口は悪いけど、いい人なんだなぁ。
心夏「アーサー君、みんなにこんなに優しいの?」
アーサー「…………ち、ちげー…。」
心夏「え?」
アーサー「おっ お前はいつでも倒れたり、危なっかしいからだ!///」
…………何それ、地味に傷つくー…。
アーサー「……じゃなくて… ―――きだからだ…///」
心夏「?」
アーサー「好きだからだっ!!/// 2度も言わせるなっ!!///」
そ、それって、つまり… え?
アーサーくんが?私を……?
心夏「/////」
アーサー「急にだまり込むなよっ!///」
心夏「だってアーサーくんがいきなり言うから… 緊張してるんだよっ馬鹿っ!///」
アーサー「…で、お前は、俺の事、どう思ってるんだ…?」
心夏「え?」