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私の記憶と、大事な人。 *ヘタリア*

第4章 過去、過去、過去


ちょっと………量が多い、このお粥…。


心夏「………あ、あは、は… アーサーくん、もうお腹いっぱいかなぁ……」
アーサー「あぁ、そうか?でも、こんなに食ってくれたのかぁ!うまかったろ!」
心夏「…………あははっ」
アル「心夏、思った事全部言っていいぞ」

アーサーくんがちょっと不安そうな顔してる。

心夏「い、いやっ! ううん!美味しかった!(食べれる程度に。」
アーサー「だよな!心夏はそう言ってくれると思ってた…!」
アル「あ、その、そういえば、心夏なにか急いでなかったかい?」

は、話をそらしてくれた!!
なんか今日は空気読んでくれてる!?

っていうか、私、急いでたっけ…………?

心夏「え?そうだったっけ……?」
アーサー「なんだか知らねぇけど、とりあえずお前女子寮戻った方がよくねぇか?」

確かにもう、外は真っ暗。

心夏「うん。そうだねー。もう結構具合も良くなったし、色々ありがとね。 じゃあ、またあし、た…………?」

アーサーくんが私の手首を掴んだ。

心夏「?」
アル「アーサー?」

ちょっと下を俯いて、どうしたんだろ。
前を向き、真っ直ぐな目をして、

アーサー「送る。」
心夏「…………え?」
アーサー「ちっ ちげーぞっ!!別にお前の為じゃねぇ!!///
こんな時間に男子寮ウロウロしていていい訳ねぇだろっ!///」

アル「ああ、そういうことか。 全く、アーサーは素直じゃないなぁ」
にやにやしているアル君。


素直じゃないって、どういう意味??
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